明治の旧家・松島屋#

明治40年(1907年)に建てられた典型的な町屋づくりの商家です。文久3年(1863年)に西大寺観音院の本堂を建てた時岡大工の子孫が建てました。明治の末期の建物としては古い町屋様式で、店の中央に大戸が使われているのが特徴です。柱・梁・石など、ごつい材料が使われています。石畳や柱の土台に使われているのは犬島石で、この建物の建築費の3,000円の内、1/3の1,000円が石代でした。軒切りでは単に軒を切るのではなく、軒先の壁面を梁ごと奥に引いています。
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